2015年1月アーカイブ

いざ退職し福徳グループに入社する事を決めた私ですが、実際に退職届を出すまでは、

しばらく時間を要しました。

それと言うのも退職することは心に決めていましたが、福徳グループに入社し経営者として

歩んでいくことへの漠然とした不安があったからだと思います。

単純に社員の生活を守る責任。そしてその家族をも守る責任。

また会社ですから銀行からの借り入れもいくらかあります。その借り入れは経営者が借りている

と言っても過言ではありません。自分が経営者としてすべての責任を負う責任。

一般的に言って軽い責任ではありません。

当時、26歳だった私は「万が一26歳で失敗したらその後の長い人生どうなるんだろう?」

等と不安な気持ちが残り、なかなか出せずにいました。

営業に出て車の中で悶々と考えたり、公園のベンチで考えているのか考えていないのか

分からない感じでただ座っていました。

こんな時、多くの人は他人に相談したりして意見をもらうことも多くあるのではないかなと思います

しかし、私は退職して経営者になる事を誰にも相談しませんでした。

父からも言われていたのですが経営者は孤独です。

最後は一人で考え、一人で決め、一人で責任を負うしかないのです。

経営者は孤独だという事は当時の私も実感は持てないものの理解はしていました。

経営者になる決断を他人に相談していたら、なんだか自分が負けた気がする。

と勝手に思って誰にも相談せずに自分の中で考えていたのを覚えています。

そんな悶々と考えていて、じゃあどうやって決断したのかというと、、、

ただの開き直りです!

最後は「いくら考えても一緒だな。どちらにせよいつか経営者になるんだったら早い方がいいな」

「もし、失敗したとしても死ぬわけじゃないし、やり直すしかないよな」

という開き直りです。

社員の皆さんからしたら「なんて無責任な!」と思われてしまうかもしれません。

しかし、今考えてみても私は開き直るしかないと思います。

経営者が最後の決断をする時はある意味開き直るしかないのです。

一つ一つを深く考えすぎて責任を必要以上に重くしてしまっていたら、みんなノイローゼに

なって、最悪のケースは自殺してしまうかもしれません。

私は人間の悩みの8割は、悩みたくて悩んでいる。言うなれば悩みを誰かに打ち明け、

本当の自分が決めている方へ背中を押して欲しくて悩んで相談している。と思っています。

本当に二者択一のような決断の悩みは全体の2割ぐらいだと思います。

今の私は会社にとって重要な決断は父にもしません。絶対に一人で決めるようにしています。

覚悟を決めた私は会社に届を出し、縁のある方にも挨拶をして回りました。

前職時代に営業をして契約には至らなかったお客様で、福徳不動産になってから

契約いただいたお客様もいます。

そして既に熊本に転勤されていた平尾所長へも報告をしたところ、激励の言葉をいただき、

熊本まで呼んでいただいて、飲みに連れて行ってもらいました。

そうした応援の言葉も頂いて福徳グループへ緊張の入社をします。

ここから私の本当の人生が始まったと思います。入社前は自分がこんなに仕事をするとは

思っていませんでした。その分だけ奮闘がありました。特に社長就任前後は奮闘したと思います

そんな経営者としての人生は次回以降の経営編で綴りたいと思います。

前職に勤めて約3年半が経過し、先輩たちにも色々と迷惑をかけながら過ごしてきました。

私が新入社員として入った年に、同じく私の営業所の所長になられた平尾所長には、

前職時代も現在も大変お世話になっています。

お人柄は昔気質の義理や人情に熱い方ですが、そのようには見られたくないのかわざと

ぶっきらぼうにされる方でした。私の営業時代は99%怒られた記憶しかないのですが、

何故か営業所の先輩方の中では一番優しさを感じる方でした。

お酒の飲み方も豪快なんですが、とても筆まめであったりお洒落だったり、きれい好きでもあって

細やかなところも持ち合わせています。色々とお客様に対する細やかな気配りは怒られながら

所長に教えていただきました。

今では私も会社の社長としてトップに立ち、所長も支店長になられ熊本のトップとして

境遇も似ていて尚且つ私が以前の部下であることから、時折お誘いをもらって色々と

ご一緒させていただいたり、支店長の人脈の方に引き合わせていただいたりしています。

そんなお世話になりました平尾所長も私が退社を決意する時期はすでに熊本に転勤されて

いらっしゃいました。

詳しくは書きませんが、ふと自分の人生を考えさせられる小さな事柄がありまして、

「このままでは本当にいけない。このまま過ごしていたら今後の自分の人生もおかしくなって

しまうし、おかしくなったことにも気づけずに過ごしてしまうんじゃないか?」と考えるように

なりました。その時に前職を退職する気持ちを固めたのですが、退職した後に何をするかが

問題です。

1.他の会社に転職する。  2.自分で起業する 3.親の会社に入る 4.その他

といくつかの方向はありました。

今も皆さんから聞かれるのですが「小さいころから実家を継ぐつもりだったのですか?」と

よく尋ねられます。

私としては「いつかはしないといけないのかな?」という程度で深く考えたことも無かったですし、

普通に就職活動もしていました。 父も継いで欲しいという気持ちはあったようですが、そこまで

強要するような事もありませんでしたので、仕事の話もほとんどしたことがありませんでした。

実際、父が何をしているのかも当時はよく分かっていないほどです。

そんなこんなで父へ会社を退職しようと思うと話をした時に、初めて詳しく父と仕事の話をしました

まだよく理解できない点もありましたが、基本的なビジョンは間違っていないと感じました。

基本ビジョンがしっかりとできていれば、あとはどう実行していくかという問題です。

前職で大企業の良いところ、悪いところを知ることができた私は、自分の理想とする会社を

父が描いた基本ビジョンを基に作りたいと強く考えるようになりました。

そこで現在の福徳グループに入社しようかと考えるのですが、そこには他の会社へ

転職するのとは違って大きな責任も伴います。

次回は責任を感じた上で退職の決意と、入社前夜を書きたいと思います。

新しい営業エリア担当になりまして、実際に行ってみると、そもそも営業対象となる土地自体が

非常に少なく「これはまずいな」と思いつつ、少ない地主さんに飛び込み訪問をしている

時でした。いつものように営業をして基本的に最初から上手くいくはずもなかったので、

最初はあいさつ程度で訪問しようと考えて、

「ごめんくださーい」とチャイムを鳴らして飛び込み訪問をしたところ。

小柄で細身な地主さんでしたが、背筋がピンとされていてとても紳士的な地主さんが

「あら、○○ハウスさんですか。どうぞお入りください。」

とのお返事に私は「???」となりましてとりあえず家に上がらせていただきました。

最初は誰かと間違っているのかな。と思っていたんですが、普段飛び込み訪問でそんなに

丁寧に対応されることも無かったのであまり営業の事は考えず、世間話をしていました。

その地主さんがちょうどお母さんの家を、私が勤めていた会社でリフォームを行っていまして

それが飛び込み訪問をしても、温かく受け入れてくれた理由でした。

土地の件に関しては将来的には相続もあるので、何か活用はしないといけないかなと

考えているけど、今すぐには考えていないとのことでした。

当然、私もすぐにアパートを建てる人なんていないと思っていました。

それよりも私は昔から読書好きで地主さんも読書好きだったことから、趣味の話で盛り上がり、

色々と小説をいただいたり、他にも歴史の話をしたりなど、その地主さんのところへ行く時は

営業というよりもくつろぎに行くような感じになっていました。

話が盛り上がって時間が遅くなったときは、「もう遅くなっちゃったからウチでご飯を食べて

いきなさい」とご飯も頂いたりしていました。

そうこうして時々その地主さんに営業に行くというよりも、世間話をするという感じで

アパートの話をすることはほとんどなく、一年近くが経過した時にある日突然、

「福島くん久しぶり。福島くんが来るのを待っていたんだけど、私アパート建てますから

図面とか契約書を持ってきて」

と言われまたしても「???」となりまして思わず「えっ!本当にいいんですか!?」

と訳の分からないことを聞き返していました。

そこからとんとん拍子で話は進み、契約の時は契約書の説明をしていても、

契約書の説明なんてもういいからどこに印鑑押せばいいの?という感じであっという間に

終わってしまいました。

こうして初めての契約が終わり、私の人生で最初の契約をしていただいた大事なお客様と

なりました。今の立場になってからも交流は続いていまして年に一回はお会いして、その他に

もお手紙のやり取りなどをしています。

23歳の時にお会いして今年で初めてお会いして10年目になります。

あっという間に経ちましたが、その頃の事は今でも鮮明に覚えています。

今思うと営業の話もせずに本当に素の自分で世間話をして、気に入っていただいた事が

契約の始まりだったのではないかなと思います。

やっぱり出会いですね。

その後も一年ほど長崎で営業をし、佐世保市に転勤して1年の後、退職することになります。

次回は退職をし福徳不動産に入社するまでの決意を書きたいと思います。

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